「統計学」2000年度前期
授業の進め方 |
PSI方式とは何か?この授業はPSI方式でおこないます。
PSIとは、Personalized System of Instruction(個人化された教授システム)の略で、具体的には次のような方法でおこないます。
1. 自分のペースで学習を進める
この授業は特定の曜日と時間に時間割が設定されていますが、その時間は通常の一斉授業はしません。受講者は指定された教材に従って、自分のペースで学習を進めていきます。学習は授業時間に限らず、端末室が空いているときにはいつでも好きな時間にすることができます。
そうすると人によって速い人、遅い人が出てきます。しかし速度は問題ではありません(ですから「個人化された教授システム」と呼ばれるのです)。すべての授業が終わるまでに、全単元をマスターし、最終テストで合格すれば単位を認定します。
2. 完全学習(Mastery learning )をチェックしながら進める
自分で教材のひとつの単元を完全にマスターしたと思ったら、通過テストを受けることができます。通過テストは授業時間に、プロクターと呼ばれる指導員(教員とTA)に申し出れば受けることができます。通過テストで合格すれば次の単元の学習に進むことができます。
プロクターは受講生からの相談や質問を受け付けますので、必要があれば申し出て下さい。そうでないときは学習が順調に進んでいるものと考えて、特に介入しません。はじめの数回のうちに良いペースを作った方が良い結果になるようです。
3. 全単元の完全学習と最終テストで単位を認定する
すべての単元の通過テストを合格すると、最終テストを受ける資格が得られます。その最終テストに合格することによって、単位が認定されます。
教材CD-ROMについて
この授業で使う教材はCD-ROMの形でお渡しします。来週までに、実費1000円を払って、教材を受け取って下さい。
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