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練習問題5:表を作ろう


偶然によるズレは、つぎのとおりになりました。

ズレがでそろったところで分散分析表を作成します。

今回の分析表は次のようになる。

要因

平方和

自由度

平均平方

F比

個人差(S)

5756.43

 

要因A
S×A(要因Aの偶然のズレ)

144.15
753.1

 

 

 

要因B
S×B(要因Bの偶然のズレ)

156.82
410.43

 

 

 

A×B(交互作用)
S×A×B(偶然のズレ)

99.82
208.44

 

 

 

全体

 

59

 

 

個人差はSで示し、Sのからんだ記号はすべてそれの被験者内の偶然のズレを示します。それぞれのF比もそれぞれの偶然のズレが分母になる。例えば、主効果である要因AのF比の分母は、要因Aの偶然のズレの値になります。

それぞれの自由度は次のとおり。

個人差----データ個数−1

要因A----要因A内の条件数−1

S×A----(個人差の自由度)×(要因Aの自由度)

要因B----要因B内の条件個数−1

S×B----(個人差の自由度)×(要因Bの自由度)

A×B---(要因Aの自由度)×(要因Bの自由度)

S×A×B----(個人差の自由度)×(交互作用の自由度)

それでは、表を完成させるために次の値をそれぞれ求めて下さい。

個人差

自由度   
平均平方  

要因A

自由度  
平均平方  
F比   

S×A(要因Aの偶然のズレ)

自由度   
平均平方  

要因B

自由度   
平均平方 
F比   

S×B(要因Bの偶然のズレ)

自由度   
平均平方  

A×B

自由度   
平均平方 
F比   

S×A×B

自由度   
平均平方  

終わったら答えをみる